- ご相談内容
- 物件売却に携わらせていただく中で、該当物件は当社の近隣にあるけれども、所有者様が遠方にいらっしゃるというパターン、多くございます。
そういった場合の売却活動は、私共と売主様が、常に遠隔でのコミュニケーションを行っていく事になります。
本文はそういった事例の1つをご紹介しております。
遠方にいらっしゃる売主様、 どうぞご安心くださいませ。
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- 売却理由
- 資産売却
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- 販売期間
- 3ヶ月
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- 物件種別
- 中古戸建
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- 築年月
- 築4年
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- お客様との出会い
- インターネットの一括査定サイトからお問い合わせをいただきました、本事例のお客様。
当社の得意エリアである、あきる野市の物件売却ご相談でございました。
築4年の比較的新しい物件です。
なんでも新築物件でご購入してまもなく、ご主人様の転勤が決まってしまい、ご家族皆様で宮崎県にお引越しをされたとのこと。
すぐに手放すのが惜しい気がして、そこから数年、賃貸物件として運用してきたとのこと。しかしそれはそれで大変なことが多々あり…
賃借人が出て行かれたこのタイミングで、ご売却を真剣に考え始めた、という流れでございました。
それまで賃貸管理をしてくださっていたあきる野市の不動産業者ともつながりはあったものの、それまでのやり取りの中でどことなく信頼がおけず、売却をするならば改めてどこの不動産業者と専任媒介契約を結ぶべきか、しっかりと見定めたい、というご要望をお持ちでした。
一括査定サイトからのお問い合わせであったため、まずは各社からの資料を拝見したいとの事。ライバルは当社の他に5社ございました。
私は迅速に資料提供を行わせていただきました。主な資料は「査定書」「当社の地域的な実績が感じられる資料」「私のプロフィール」でございました。 - 資料送付から1ヶ月程してお客様からご連絡が
- 1ヶ月程して、お客様から当社にご連絡をいただきました。
「これまでのやり取りから、ウイングホームさんが一番信頼できそうと思いましたので、お願いしたいと思います」
との嬉しいお言葉!
お客様にそのように感じていただけたポイントはいくつかあるのですが、それはまた別の機会にご紹介したいと思います。 - 遠隔コミュニケーション
- 郵送にて専任媒介契約を結ばせていただき、販売活動が始まりました。
築浅の物件でしたが、先日まで住んでいらっしゃった賃借人の方がやや粗い使い方をしており、すみずみまで綺麗、という状況ではありませんでした。
売主様はここ数年間物件を見ていないわけですから、遠隔で現状を説明していきました
。今後見学をされるお客様がどのようにこの物件を評価していくか予測をお伝えし、広告提示金額、広告手法、目指したい着地金額、などを電話・メールにて打ち合わせをしていきました。
※なお、こういった状況、お客様がご希望されればZOOMにてのお打ち合わせも可能です。
遠隔地にいらっしゃる場合もそうでない場合も、上記のように作戦を共有できているかどうかが最重要だと考えております。遠隔地の場合はなおのことですね。
物件販売について、不動産業者がどういった思いで取り組んでいるのか、ぼんやりしてくると売主様のご不安は一気に増大いたします。
スタートだけ威勢が良い不動産業者もたくさんおります。
物件販売は、しばしば数か月にわたって行われます。
その間、きちんとずっと、足並みをそろえて行動してくださるかどうか、ここが不動産業者としての良否が分かれるポイントかと思います。 - 約3か月でご購入希望者が
- 販売から約3か月で、ご購入希望者が出てまいりました。
お値引きの要請もございましたが、もともとどこまでを許容範囲とするか等々、打ち合わせを行った上で広告提示金額を決めておりましたので、着地金額もスムーズに確定。
ご契約につきましては、東京に来ていただかなくても完了できる方法をご提案。
お引渡しについても遠隔にて完了する方法はありましたが、売主様のご希望にて、お引渡し日だけは東京に来ていただきました。
※上記はお客様のご状況に合わせてご提案さしあげております。最後まで完全遠隔で完了する場合もございます。 - 結びに
- お引渡しのタイミングで初めて売主様とお会いいたしましたが、初めてお会いしたような気がいたしませんでした(笑)。
数か月間、物件売却に向けて共通の意識で歩んできたわけですから、「お互いを理解する間柄」にいつしか変化していたのでしょう。
当社ではこういったケース、多々対応させていただいておりますので、是非遠隔地にいらっしゃる場合も、ご安心してご依頼くださいませ。