深町

ファンタジック祖母

認知症の祖母がめっちゃ面白かった話。



私が会わない間に認知症がめちゃめちゃ進行していたらしく、孫である私のことを覚えてたり覚えてなかったりする祖母。
30分ぐらい別室に居て戻ってきたら「あれ?あんたいつ来たの?」ぐらいの感じw
名前は基本的になかなか思いだせませんね。
たまに「みづき、寒くないんか??」と半そで着てた私の腕を擦ってきたりしますが。
(外気温の暑さ寒さを感じにくくなっており、我々と体感温度が違うようです)



深夜車をぶっ飛ばして帰省したのですが、徹夜明けの我々夫婦。
朝到着して仮眠をさせてもらっていた時、到着時挨拶したにも関わらず知らない人が家にいる?誰だ??と眩しさゆえに顔まで毛布をかぶっている主人の毛布をめくってわざわざ確認。
「!?」となった私が「ばあちゃん何してんの!?(小声)」と聞くと「誰が寝てんのかと思って」とウフフ笑い。
「私の!!旦那さん!!!(超小声)」と説明すると納得したのか、そのままとぼとぼリビングへと戻っていきましたが…。
時間差でなんか面白くなってきてしまって。゚(゚^∀^゚)゚。
5分前に母が「みづき夫婦が寝てるから静かにね!」と言ってたのは忘れてしまったんでしょうね。ほんとお茶目。




一番ツボだったのは雑談時、「ほらぁ、私乙女だから~~(`・ω・´)」と私がドヤってたら「乙女ぇ???」とごっつい声で会話にインしてきた時でしょうか。
基本的にこの状態になってから人の雑談に割り込むこともなくなったのですが、なんでそこだけ拾ったのばあちゃん。゚(゚^∀^゚)゚。ドイヒーwww



もう完全にマイワールドに住んでいるようですが、とりあえず帰省中はずっとニコニコしてくれてたのだけが本当に救い。
私を自分の孫だと認識できる時のみですが、「帰ってきてくれて嬉しい」とか、「またおいでね」とか言ってくれるのですが、ちょっと経つと忘れてしまってまた同じことを言うんですよね。
でもその時々その都度が祖母の本心なんですよね。
つまり毎回喜んでくれて、次の再会を心待ちにしてくれるんです。めっちゃ尊い。


いつまで私のことを覚えていてくれるのかすでに怪しいのですが、心穏やかに余生を過ごしてもらえたら嬉しいなぁ。
私が知らない間に一度行方不明になってるらしいので、それだけは勘弁してくればあちゃん笑

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